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学習後の感想

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◉学んだことをアウトプットしたい
水俣病について、いろいろな問題について考えるときは、他人事ではなく自分事として考えることが大切だと思った。水俣病の患者さんたちがどのような思いをもって国際会議に参加しているのかを考え、もし自分が水俣病を語り継いでいくならその想いも踏まえてみんなに伝えることができたらいいなと思った。知識を習得するだけではなく、それをどう伝えていくか、どうやって伝えることができるか重要なことだと思う。おっしゃっていたアウトプットするということを積極的にしていきたい。話を聞いて今までよりも深く考えることができたので、学んだことを普段の生活に活かしていきたい。 (中学生)

◉おいしいみかんが食べられるまで
体験学習の中で印象に残ったことはみかんの木が大きくなるまでの道のりがとても長いことです。「大きくなるまで十年以上かかる」と教えてくださったときは驚きました。僕たちが食べたみかんの木は小さいものでしたが、みかんは無農薬でとてもおいしかったです。ゼリーもおいしかったです。 (中学生)

◉水俣はよいところ
水俣病資料館では、資料をわかりやすく解説してくださりありがとうございました。水俣の勉強をして、水俣はとてもきれいなところでみんなとても元気でいいところだと思いました。 (中学生)

◉自分もみんなの力になりたい
自分もいろんな病気で頭の手術をしたことがあるけど、自分以上に苦しんでいる人がいるのなら自分もまじめに中学3年生として頑張っていこうとやる気が出た。がんばってくれている人たちのためにも将来自分もみんなの力になろうと思った。これからの日本を日本人みんなが豊かで健康に暮らしていけるようにしたい。 (中学生)

◉行動に責任 思考は柔軟に
私達と同じような多感な時期に考えられないようなつらい思いをたくさんしただろうと思います。私たちですらこの恵まれた環境に育っていてもわがままばかり言っているなととても反省しました。そして、私たちの廃棄物が海に流れ、原因である私たちは知らず知らずのうちに他国の方々の土地を汚染してしまっているようです。私一人がという浅い考えが積み重なり、大きな被害をいつの間にか生み出してしまっているのだと思いました。自分の行動に責任を持ち、柔軟な思考で、多角的な見方で生きていきたいです。そして、感謝を忘れないようにしたいです。 (高校生)

◉積極的に生きる
水俣病だから他人に助けてもらおうという考えではなく積極的に働きたいという考えをもっているのはすごいと思った。自分だったら病気に甘えてしまうと思った。これからは人任せにしてきたことを自分から積極的にやりたい。 (高校生)


◉「他人事」ではなく「自分事」へ

ジブンゴトにして行動する大切さ 水俣病は、「病」という捉え方をするのではなく、起業や行政などの責任を原因とする「食卓で起きた事件」という考え方があることが印象的だった。また、事件でばらばらになってしまった人たちの絆を再びつなぐというもやい直しの活動も事件に対して前向きに行動していることを実感し、感銘を受けた。豊かさとは何か、それを見つめなおす貴重な経験をすることができた。人は、環境や弱者にダメージを与えなければ生活できないのかということは、人類全体の課題だと思う。そのような中で、公害や環境問題を「他人事」ではなく、「自分事」として行動することが、これからは大切であると感じた。 (大学生)

◉周囲に流されない判断する力

中学3年生のときに菊池恵楓園の方のお話を聴いて被害を受けた人の気持ちを知り、差別をなくしたいと漠然と思った。今回のお話は、自分自身被害は受けていないけれど、いま水俣のために活動している方のお話だったので自分ができること、しなければならないことを感じることができ、中学3年生のときとは違う発見ができた。大学では、「知識」という力、行動力、周囲に流されない判断力などを身につける良い経験をしていきたいと感じた。 (大学生)

◉自己を見つめなおす水俣からの学び

SDGsという言葉を初めて知りました。そのほかにもお話を聞きながら自分の無知さを改めて反省しました。子どもたちに水俣に関する授業をする前に自分が水俣から学ぶこと、もっと生き方や暮らしを見つめることが必要だと感じました。また今まで水俣について調べ学習をする時間を多くとっていたので、これからは学んだことから自分の生活や生き方を子どもたちが深く見つめる時間を大切にしていこうと思いました。考えさせられることが数多くありました。 (小学校教諭)

◉現場から声をあげられる学びへ

我々の暮らし(人権、環境etc)は、経済からリードされていくものではなく、現場から声をあげ、手をあげ、リードしていくことが大切である。水俣のことも部落差別をはじめとした他の差別問題も時が経ち、人が減って、薄まって、終わらせてしまっていいのか?という問いかけが必要だ。好事例を活かすのは聴く方の才覚(感性)である。 (中学校教諭)

◉授業を見つめなおす機会

被害者と加害者がおなじところにいるということはわかっていましたが、そこを考えることが欠如していました。杉本肇さんのお話も2回も聴かせていただいているのですが、生徒たちが聞いてどんなことを考えたかというところまでつきつめて授業できていません。「苦海浄土」ももう一度読みたいと思いました。 (高校教諭)

※感想の一部を抜粋しています。

 

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