学習後の感想

◉未来づくりのために!

1 泊2 日の中で「水俣病はチッソだけのせいではない」と感じました。それは私たちが便利な生活を求めすぎていたせいでもあるからです。10 年後、20 年後…と続く未来はどうなっているのでしょう。そう考えると体験で作ったバッグは、大切にしたいと思いました。(中学生)

 

 

◉ものづくりを通してエコを実践!

草木染めを体験して、昔ながらの色の染め方などがわかり、そして、昔の人のごみを出さずにリユース、リサイクルする工夫を私もしていきたいと思いました。(中学生)

◉水俣を通じて学問を知る

水俣病資料館に関しての印象がずば抜けていて、「感銘」を受けた。実際の遺品を見たり、感じたりすることで単なる知識から厚みを持ったものへと変わっていった。これこそまさに「学問を修める」ことではないかと思う。たとえ社会において知識だけを持っていても有効に使えなければ意味はない。有効に使うにはその知識を何とかして自分用へと噛み砕いて理解するのが一番よいのだ。そのためには体験するしかないのだと思う。(高校生)

◉水俣で出会った人たちと大きな課題

今回のゼミを通してまず思ったことは、「現地に出向かない限りそこで起こっていることを完全に理解することはできない」ということです。水俣に行く前に我々は様々な映像資料や書籍、新聞記事を読んでいろいろな観点から水俣病について学んできました。時系列に主な出来事などは把握できましたが、それはあくまでも全体としてそうなっただけです。一番印象的だったのは坂本しのぶさんと生駒秀夫さんのお話しでした。この人たちの波乱万丈な人生のお話しを聞いて、僕は尊敬の念を抱きました。

当時差別を受けながらもそれに屈せずに戦い、今もなお水俣病を語り継ぐなどして活動を続けている二人は本当にすごい方々だと思います。水俣病患者の方々やそういった方を支援する団体も数多く存在し、水俣市はかつての患者vs 市民などという構図ではなくなって全員で協力しているという印象を受けました。水俣病は、日本の高度経済成長の副作用のひとつであるといってしまえばそれまでです。しかし、実際には、それだけでは済まされない、非常に大きな問題であることを今回の現地視察を通して痛感しました。(高校生)

◉経済を考える上で水俣を知る必要について

明確な被害を認識していた(附属病院での実験)にも関わらず経済性の追求により隠蔽するなど加害性が強い。経済の追求(特に短期的な)の恐ろしさ、理解されない状況を打破する困難さがよくわかった。市内でも水俣病について認識の違いがあるのは驚き、経済成長が軸となった社会のあり方は変わるべきで水俣で起こったことはもっと広く、深く認識される必要があると思う。(大学生)

 

 

◉生きることの意味を考えた

盲目的な資本主義、野放しの資本主義がいかに人々の生活に危害を加えうるかを考えさせられた。今も昔も資本主義は、生活を豊かにしてきたことは間違いない。だが、いまの時代はそれは「持続可能なのか」をより一層考える必要がある段階に来ていると思う。「自分は何のために生まれてきたの?」という問いがあったが、それは「持続可能なゆたかさを作るため」なのだろう。人間関係を破壊しないゆたかさの構築。(大学生)

◉心に寄り添う大切さ

知っているつもりだったが、新しいことをたくさん知り、まだまだこれからも水俣について知りたいと思った。「東京にいるあなたたちと水俣市民や東北の方々との温度差」という言葉を聞いて、はっとした。

私は、ニュースや新聞で様子を知り、心を痛めつつも本当に心に寄り添いきれなかったのではないか。これからも少しずつ、いまの私にできることを考えていきたい。(中学生)

◉水俣から学び、つくりあげたい笑顔

研修の後で参加職員から参加できなかった職員みんなで感想を共有しました。水俣病のことや水俣市での取り組みを子ども達に伝えたいという思いはもちろん現地に行けなかった先生方からも他人事ではなく、一人ひとりの思いを大切にする人権教育をおこなっていく必要があるという意見が出されました。「水俣病」からみんなが笑顔で過ごすために自分が何をできるかということを考えられる子どもを職員みんなで育てていこうと思います。(小学校教員)

◉水俣で生き生きとする子どもたち

教室では味わえない貴重な体験(語り部・フィールドワークなど)ができました。普段の学校生活とはひと味違った生き生きした表情を見せてくれた子どもたちもいて、水俣での体験の意義をあらためて認識した次第です。(中学校教員)

※感想の一部を抜粋しています。

 

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