エコパーク周辺フィールドワーク
エコパーク周辺フィールドワーク
各クラスに1名以上のフィールドパートナーをつけることで水俣からの学びをより深められます。
水俣の過去と現在、地域との関わり、人と自然のつながりを一緒に考えましょう。
◆場所:水俣湾埋立地 ◆受入人数:フィールドパートナー1人につき1 名~40 名
◆体験時間:2~3 時間 ◆休日:年末年始
親水護岸
親水護岸は1994年3月に完成しました。かつては有機水銀を含む工場廃液が流され続けた水俣湾ですが、今は青い海と目の前の恋路島や不知火海の島々の美しい光景を見ながらフィールドワークを行います。
慰霊セレモニー
水俣病公式確認から50年目の2006年4月30日、水俣病慰霊碑が完成しました。水俣病で犠牲になった方々の魂を慰め、環境破壊による悲劇を二度と繰り返さないことを祈願して、セレモニーを行います。
魂石(たましいいし)
親水護岸にはたくさんの石像が並んでいます。これは、水俣病を通して生き方を問う団体、「本願の会」会員がそれぞれのの想いを込めて彫りあげました。
百間(ひゃっけん)排水口遺構
百間排水口からは、1932年から政府が公害に認定する1968年まで、アセトアルデヒドの製造工程で副生されたメチル水銀化合物を含む排水が排出され、水俣湾へ流されました。
明神自然海岸
自然がほとんど手つかずのまま残り、多くの生き物が生息している海岸があります。カメノテやヒザラガイ、カニやビナなどが隠れています。
毛髪の水銀値を調べる
水俣病情報センター来館の3ヶ月前までに毛髪を送付し、魚介類摂取についてのアンケートに答えれば、来館時、毛髪水銀値データを受け取ることができます。
水俣市水俣病資料館
◆施設:水俣病資料館
◆場所:水俣市明神町
◆開館時間: 9:00~17:00(入館16:30)
◆休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
水俣病の歴史と現状について理解を深め、水俣病の教訓を後世に残すためにつくられ2016年4月に館内展示をリニューアルしました。水俣病の概要について、ビデオ上映や年表パネル、写真などで説明しています。
水俣病資料館語り部講話
水俣病患者や患者家族である「語り部」の方々からお話を聞くことができます。差別で苦しんだこと、あきらめずに闘ってきたこと、優しさに救われたこと。一人一人の貴重な体験には、多くのメッセージが含まれています。
◆施設:水俣病資料館語り部室、又は水俣病情報センター講堂
◆場所:水俣市明神町
◆受入人数:10 名~100 名 (水俣病資料館)
101 名~250 名 ( 水俣病情報センター 講堂 )
◆体験時間: 1 時間(講話の時間帯)
10:30 ~ 11:30、 13:30 ~ 14:30、 15:00 ~ 16:00
◆休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)
国立水俣病情報センター
国立水俣病情報センター
水銀と人間との関わりや、科学的・医学的な面での水俣病を学ぶことができます。センターで収集した水俣病に関する資料を閲覧できる資料室、水俣病や水銀に関する研究成果や世界の水銀汚染に関する知識を得られる展示室を備えています。
◆施設:国立水俣病情報センター
◆場所:水俣市明神町
◆開館時間: 9:00~17:00(入館 16:30)
◆休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)
水俣病歴史考証館
30年間の活動を通して収集・検証した資料・実物を展示し、水俣病を伝えている民間の資料館です。水俣病における差別や偏見は、立場が変われば「差別される側にも、する側にもなり得る」という大きな課題も提起しています。職員による館内の説明も行っています。
(要予約)
◆施設:水俣病歴史考証館
◆場所:水俣市袋
◆開館時間: 9:00~17:00
◆休日: 土日・祝日・年末年始
◆入館料大人 500 円/高校生 400 円/小中学生 300 円
(税別・団体割引あり)